5月13日月曜日、鳴門税務署の吉田さんを講師にお迎えして、租税教室をしていただきました。
事前に税金について調べ学習はしていましたが、 税金が50種類もあることや、国の予算のうち税金が約60兆円あることなど、初めて知ることも多く、子どもたちは驚きの連続でした。一番驚いたのは、教育に使われる税金額です。小学生は1年間でひとりあたり約110万円、中学卒業までの9年間で約1150万円にもなることを聞き、それに見合うだけの勉強ができているだろうかと反省しきりでした。
もしも税金がなかったらどんな社会になるかをDVDで見せていただいたときには、「10%の消費税が嫌だなあと思っていたけれど、どんなに税金が必要なものかがわかりました」といった感想を持っていました。税金のおかげで健康で安全な生活ができていることを知ると、将来、税金をきちんと納められる人にならなくては、という考えにもなっていたようです。
税金の使い道を決める人を選ぶのは、自分たちの選挙であることにも気づき、大人になったら選挙に行こうという声も聞かれました。
クイズもしていただいたり、1億円の札束見本を持たせていただいたりと、楽しくて実り多い45分の租税教室でした。