9月19日(木)、6年生は徳島県議会の本会議を傍聴しに行きました。
本物の議会を、代表質問1人分の時間いっぱい(70分間)、傍聴させてもらえました。 質問内容は翌日の新聞記事にも一部出ていましたが、一人の議員さんが8つの項目について質問していました。子どもたちが興味をもったのは「新ホール整備について」「避難所のQOL向上に向けた取り組みについて」「公立高校普通科の通学区域制の見直しについて」でした。4つの質問の読み上げの後、後藤田知事がそれに答え、また4つの質問に対して答えるというやり取りで、子どもたちの集中力は途切れがちになりましたが、それでも最後まで静かに聞くことができました。いただいたパンフレットを読んだり、議員さんたちの様子を観察したりと、それぞれにお行儀よく70分間見学できたのは、素晴らしかったと思います。
見学が終わり1階に下りてくると、後藤田知事が一緒に写真に納まってくださいました。中川教育長と代表質問をした岡田議員も入って下さり、よい記念になりました。
県議会見学の後、県庁舎も案内してくださいました。長いまっすぐな廊下におどろき、玄関にあった海洋ゴミで作られたオブジェで楽しみ、11階からの眺めに目を見張り、「県庁ってすごいなあ」と感心しきりでした。
さらに、県警本部も見学しました。通信指令室や交通管制室を見て「ドラマと同じじゃ」と感動し、白バイや警棒、手錠の展示を見てテンションが上がり、帰り道はなぜかおとなしく整列して歩く姿に、かわいらしさを感じました。
まる一日の社会見学で、たくさんの学びがありました。自分の将来を考えるうえで、何かの役に立ってくれることを期待しています。